地球

「地球にとって今の人類は癌細胞みたいなものなのに、子供の成長を見ているかのように、ただ見守ってくれている。」
――須藤元気「風の谷のあの人と結婚する方法」

「幸福論」に続く、2つ目の著書。相変わらずいいことをわかりやすく伝えてくれる。

最近、スピリチュアルな話をする人が増えてきて、そういう話題もなんとなく受け入れやすくなってきた。
が、テーマがテーマなだけに、「口だけ」で成り立ってしまうような気もしてしまう。
エガちゃんだってたまには前世を当ててしまうんだから。

そんな中、須藤元気。
格闘家として活躍して、強烈な印象を残してくれた。
その人が、精神世界の話をしてくれる。それだけですごく説得力がある。
「顔も知らない、なんだか変わった名前の人」がこの本を書いていたら、あまり納得できなかったかもしれない。
でも、「あの須藤元気」が書いた本として読めば、面白い。深く感銘を受ける。
まぁ、すごく自分勝手な意見だけど。

たとえ格闘家であっても、リング上以外でもすばらしい選手が好きなんです、ということをちょくちょく思う。
ギャップも大事だね。

「そうそう、GEPね。」「それゲップじゃねぇかよ！」というのはトータルテンボスのネタ。