雑然力

やりたいことリストが早くも読みたい本リストになりつつある。

「嶋浩一郎のアイデアのつくり方」を読んだ。以前立ち読みしたときには気づかなかった、情報は一ヶ月寝かせる、パソコンではなくあえて手帳にメモ、情報源も一緒にメモする、などなど嶋さん流のメモ術が書かれていた。
すごいなー、嶋さん。同じB型として見習わないと。もともと整理があまり得意ではなかったんだって。でもその性格を逆に利用してこんな発想法を生み出すだなんて。
本の中にも出てきた「散漫力」。注意散漫にあたりを見回せる力。好きだなぁ、こういう考え方。個性が大事、個性が大事って言ってもなかなかそれを実行するのは難しい。他人が偉く見えちゃうし、誰も知らない道を歩くのは怖い。
そんなときにこの「散漫力」という言葉が思いつくような考え方が出来れば、いつだってゴーイングマイウェイ。思わずカタカナだって飛び出すさ。
なんだか、思わぬところから勇気をいただきました。ありがとう、嶋さん。

そして僕は「雑然力」でいこうと思う。出来ればヴィレッジ・ヴァンガード的な、緩やかにつながった雑然さを目指して。