小さい財布が欲しい

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パンとネコと来月とおっさん

昼休み、学校から歩いて7〜8分ほどのパン屋でピザとメンチカツサンドを買った。
白いパンに一枚のレタスと分厚いメンチカツが入ったシンプルなもの。近くの公園のベンチに座りむしゃむしゃ食べていた。うまい。このボリュームなのにそこそこ安い。しかしこのボリュームのお陰で最後の方はちょっと飽きてきた。半分くらいで十分だった。
 
公園から学校までの道は住宅街の中で、車も滅多に通らない穏やかな街並み。そしてネコがよくいる。今日はパン食べた帰りにネコを撮りまくってやろうと計画していたのに、カメラを忘れてしまった。やむなく130万画素の携帯で撮影を試みるも、ズームが出来ないため近付くことになり、結果ネコに警戒され逃げられるという悲しい事態を繰り返した。
火曜日はパンの日と定めたので、来週の火曜は絶対にカメラを持っていく。手帳にもちゃんと書いた。
 
来月のバイトのシフトをもらったので、手帳に休みの日などを書き込んだ。それを元に来月の予定を決めていく。
シャルロット・ペリアン展や三渓園、川崎の工場など大きめの企画から、一人カラオケ、立ち読みなどの地味な予定まで様々に振り分けていく。
楽しい。実際に行くときよりも、こうやって予定を立てている時のほうが楽しいかもしれない。あとはダンスの練習をどこかに入れよう。
 
バイトの帰り、電車で靴を脱ぎ、座席の端にある手すりに寄りかかり、2席に渡り体育座りっぽい感じでくつろぎ、さらにその隣の席に荷物を置いている人を見た。
どう見ても50歳以上の人で、一体この人の50年間は何だったのだろうか、半世紀生きていた集大成がこれか、と思い悲しい気持ちになった。
爆発してください。夜空に輝く花火になればいいと思います。