小さい財布が欲しい

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みなとみらい座りっぱなしツアー

行ってきたぜ横浜。
みなとみらい線乗り放題切符を買っていざ新高島(横浜の隣駅)へ。
まずショートショート専門映画館へ。ここ→http://www.brillia-sst.jp/
10時30分から上映のアカデミーショートを見ることに。
劇場に入り驚いたことに、誰もいない。
10時30分から上映で、劇場に入ったのが25分くらいなのに、誰もいない。
いくら雨の平日午前10時30分とはいえ誰もいないとは。
とにかく気を取り直しG-6の席へ。この客席のどまんなかだ。
誰もいない130人収容の映画館の客席どまんなかに一人ぽつんと。落ち着かねぇ。
数分の予告後に本編開始。
まずは「Cashback キャッシュバック」
夜のスーパーで働くひとたちの思い思いの時間の過ごし方を描いた作品。
主人公の独白、最後まで同じ舞台、限られた登場人物とショートショートの教科書のような作品(と書くとショートショート通みたいだ)。
途中のお色気シーン、というかエロシーンが必要なかったかなぁ感。
ストーリー上必要かもしれないけれど、胸映し過ぎだし、股間映りまくりだし、モザイクかかりまくりだし。
しかもちょうどそのシーンで初めてのお客さん(女性×2)が入場してくる。
これは気まずい。
次「I'll Wait for the Next One 次の方、お待ちしてます」
4分20秒の超短編。無駄がなくてオチがすっきり分かりやすくて満足。
この「実際にありそう」感がいいな。
さてその次「つみきのいえ La Maison en Petits Cubes」
海面が上がっていくのに合わせて、どんどん積み重なって高くなっていく家に住むおじいさん。
下へ下へ潜り過去へとタイムスリップしていく。牧歌的な雰囲気が素敵(「牧歌的」の使い方がいまいち分からない)
「The Substitute 代理教師」は残念な感じ。
あんなに楽しかったのにお客さん3人はもったいない。
行きなさいみなさん。何もない駅新高島まで。
お昼は洒落たカフェで「モロッコ風子羊スープと野菜のクスクス」とかいうお洒落なメニューをいただく。
クスクスの魅力がよくわからなかったがスープはうまかった。
お昼後は横浜地方裁判所へ傍聴に。
最初に見たのは暴行事件の結審。
懲役1年、執行猶予3年。
「いきなり判決言われても!」と思っていたらその後事件の説明もあった。
次は覚醒剤の初審。
手錠かけられ腰に縄を巻かれた被告が警官2人に引っ張られ入ってくる。
1時間くらいの質疑後に次回の予定を裁判官と検察官と弁護士が決める。
「3月2日は大丈夫ですか?」「私は大丈夫です」「私はちょっと…」
「じゃあ3日なら…」「遅い時間でしたら」「4時半頃でどうでしょうか」
「そうですね」「はい」「はい」
なんかシュール。