デザインと眉毛と空目
最近のデザインの主流はナチュラルだったり洗練だったり、パッと見で分かりやすい、誰にでも受け入れやすいものだと思う。
それは逆に言ってしまえば無個性で面白みがなく、地味でもある。
昔のことはわからないが、バブルの頃はイケイケドンドンでかっこいいもの、派手なもの、華美なものが好まれるし望まれていた。それは今から見ると古臭くはあるが、もっと何十年、何百年先の時代から見ると一つの個性ではあると思う。あの時代っぽいデザイン、というものが出来上がっている。
翻って現在のデザインは、何年経っても古臭さは出ないのかもしれないが、代わりに今の時代っぽさというものが未来の人から見て感じられない気がする。
ちなみに、漫画については非常に個性的で、将来は古臭さを感じる時が来るとは思うが、「今」の個性がありありと輝いていると感じられるのではないかと思う。
眉間に眉毛が一本だけ生えていた。一応毎日鏡は見ているつもりだが、結構な長さがあった。皮膚の下で成長し、一気に皮膚を突き破って出てきたのだろうか。
ちょうどど真ん中でしっかりしていたのでユニコーンみたいでちょっとカッコよかった。光のスピードで抜いたけど。
今日の空目