虫の命
昨日、プランターのピーマンをよく見てみたらちっちゃい虫が結構ついていたので、ごめんよと思いながらプチプチしました。
今自分がしていることは、ピーマンを食べるために虫の命を奪っている、ということだと思うのですが、このピーマンは別に商売として売るためのものでもなく、自給自足の生活をしていて飢えをしのぐためのものでもなく、ただ趣味で育てているだけのピーマンです。
そんなただの趣味のもののために虫の命を奪うことが果たして正しいことなのか、少なくとも自分の中で納得のできる行動なのか、そんなことを考えてやや気が重くなってしまいました。
例えば釣りにしても、生活費を稼ぐための漁師と、趣味で魚を釣る人、立場が違うので一概に言えないよなぁ。どうなんだろうなぁ。
もちろん肉を食べるのは命をいただいていることだし、植物だって命なので、と考えるとまったく結論のようなものは出せないなぁ、と考えながら買ってきたブロッコリーを切ったらちっちゃい芋虫が数匹生きたまま出てきたので、竹串で取り出して外にリリースしました。
もしかしたらまだ中にいるかもしれないと思い、塩水につけたらやっぱり生きたまま出てきたので、こちらもリリース。
もう大丈夫かと思いよく洗ってレンチンしたら、数匹がカラカラになって転がり出てきました。嗚呼、なぜさっき出てこない、と思いながら、ブロッコリーは美味しくいただいました。
昨日は小さい虫の日でした。