細かくて面白みのないどうでもいい話
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190726/k10012009121000.html
相模原 障害者施設19人殺害 5人に1人覚えてない NHK調査
という記事について。
障害者殺傷事件の記憶について聞いたところ、
「くわしく覚えている」が14%、「ある程度覚えている」が60%だった一方で、「あまり覚えていない」が18%、「全く覚えていない」が5%で、「覚えていない」と答えた人は5人に1人
という内容。
あまり覚えていない18%+全く覚えていない5%=覚えていない23%という計算。
ここで気になるのが、「覚えていない」という言い方。
事件のことを覚えていない、と聞けば、事件のことを忘れている(もしくは最初から知らない)と受け取ってしまう気がする。
しかし18%の人が答えた「あまり覚えていない」は「忘れた」のではなく、「記憶にはあるがあまり詳細に思い出せない」のではないか。
「ある程度覚えている」と言えるほど覚えてはいないが、「全く覚えていない」わけではない。そういう人が18%いたのではないか。
それを「事件のことを忘れた・最初から知らない」5%の人とまとめ、「覚えていない」としてしまうのは誤解を招く言い方になるのではないかと思う。
それはそれとして、全く覚えていない人が5%もいるとは思わなかった。
世論調査で特定の事件のことを覚えているか、という設問を見た記憶がないのでこの数字が高いのか低いのかわからないが、他の事件などでも聞いてみてもらいたい。
京アニの放火は3年後にどのくらいの人が覚えているものなのだろう。